Meet upで世界とは言わないまでも視野は確実に広がることが分かった日:part2 ダンスが教育を変える?!

第1回「教職員Meet up」に参加してくれたyutaさん。ドイツで活躍するダンサーです。

ドイツの学校現場でフィジカルコミュニケーションを通した授業を行っているそうです。ダンスというより、例えばペアになってひとりが相方の上に乗る。相手が痛くない乗り方を探らせる。そこから他人との関わり方を学んでもらう。というものでした。これは例のひとつですが、彼から繰り出されるたくさんのアイデアは1回のMeetupでは足りないぐらい興味深いものでした。

「フィジカルコミュニケーションの授業を使って社会が変わるきっかけとなるものを創り出せないか?」

日本の体育の授業でダンスが取り入れられたが、ヒップホップという一つの形をなぞっているに過ぎず、果たしてこれがフィジカルコミュニケーションとして教育にアプローチするものになっているのか?と。これは体育の先生だけでなく、教育現場にいるたくさんの方に是非聞いてほしかったです。さらに、

ファレル・ウィリアムスのHAPPYから派生したパフォーマンス(日本ではAKB48恋チュン現象)の例からフラッシュ・モブの話題から、パフォーマンスの本来の意味と使命について議論が交わされました。その他、

日本特有の文化と習慣の中において必ず行き詰るポイントはどこか。「学び」が前へ進めなくなる場合について。またその突破口を見出すにはどうすればよいのかについて。日本語と外国語のリズム感の違いの話から、「盆踊りでもいいじゃないか」となり、「学ぶ」ことは将来それを使って生きるということ。例えば英語はもうコミュニケーションツールで、他教科で学んだことを伝える将来のツールとして初めてその学習効果を発揮するだろう。教科にかかわらず、「学ぶ」こと全体を考えて分野間の連携を図れないだろうか?子供の吸収力を格段にアップすることができるのではないか?

という感じで第1回は終了しました。